ホームランも狙える巧打者である３番の木村と４番の村田が打線の核になる。

木村はセンスを感じさせるバッティングで広角に打て、左打席から放たれる打球はあっというまに外野の間を抜ける。

村田は追い込まれても簡単に三振せず、スイングの鋭さそのままに見事なバッティングを披露する。

三木はフルスイングが身上ではあるが軸がしっかりした打撃フォームできっちりと結果を残す。

遠藤、出口らも粘り強いバッティング、尾崎は勝負強い。

監督の蛭子は小柄ながら鋭いスイングで打球が速く、俊足で野球センスも素晴らしく
トップバッターからクリーンアップまで適材適所をこなす。

豊松、石田ら伏兵陣も実力があり切れ目がない。

エースは右の村田、力のこもったストレートにブレーキのあるカーブ、スライダーを挟むと
そうそう連打は浴びない、ディフェンスのほころびがなければ最多勝も狙える逸材である。

尾崎もコントロール抜群で変化球主体のピッチングにキレのあるストレートを織り交ぜ
三振を取るというより打たせてとるタイプ。 ピンチを迎えたマウンドでの集中力は素晴らしいものがある。

３番手は右の三木、こちらも打たせてとるタイプで完投能力がある。

守備陣は内外野とも固定せず流動的、その日の参加者で守りを埋めるといった
感じ、なので必然的に失策で崩れるパターンが多いのが課題となる。

一昨年から指揮をとる蛭子監督のもと選手も集まりチームもまとまってきた。
しかしながらまだ時折人数が揃わず不戦敗という辛い結果になってしまうことがある。
今季はなんとかその当たりを解消してほしいところだ。

ここ数年低迷が続いているが個々の能力は高く、若いメンバーが揃ったので
ディフェンス面を鍛えれば上位進出も現実味を帯びる。

作成日　2018.4